Proofig AIは画像の信頼性チェックの先へ:原稿全体をレビューするOctymのご紹介 →

Proofig AIのよくある質問

Proofig AIが、研究者、出版社、研究機関による査読付き論文の画像の品質と信頼性の確保をどのように支えているかをご紹介します。

Proofig AIとは:査読付き論文における役割

20年以上の経験を持つ科学研究者であり、Proofig AIの共同創業者でもあるDror Kolodkin-Gal博士は、出版物に含まれる意図しない画像の誤りがもたらす影響を目の当たりにしてきました。こうした誤りは、研究者、その所属機関、出版社に大きな負担を強います。Kolodkin-Gal博士は、これらの誤りを防ぐソリューションが欠けていることに気づき、共同創業者たちと協力してこの革新的な技術を開発しました。それが現在のProofig AIです。

 

Proofig AIは科学画像の検証の第一線に立ち、世界有数の科学出版社、学術誌、研究機関と連携しています。AIを活用した私たちのプラットフォームは、画像の改変、重複、画像盗用、AI生成の科学画像、自己盗用のリスクを検出します。さらにProofig AIは、グラフ・チャート・図式・プロットの重複と盗用の検出にも対応しており、出版社や研究者がより多くの種類の原稿内ビジュアルを、より安心してスクリーニングできるよう支援します。

査読付き論文における画像の信頼性

Proofig AIのシステムは、次のような幅広い画像の問題を検出します:

私たちの技術は、顕微鏡画像、ウェスタンブロット、FACS画像など、さまざまな種類の画像に対応しています。Proofig AIの包括的な解析では、原稿内の画像同士を比較するとともに、既発表資料の大規模なデータベース、特にPubMedのオープンアクセスデータベースに収録された資料とも照合し、画像の独自性と信頼性を確保します。Proofig AIが検出する画像の誤りの例はこちらでご覧いただけます。

 

Proofig AIは、高度なAIシステムと画像処理を用いて、次のような多様な画像を解析します:

  • あらゆる種類の顕微鏡画像(共焦点・光学・電子顕微鏡)

  • ウェスタンブロット・ゲル画像

  • FACS

  • in vivo・in vitroの画像

  • 植物、プレートなど​

  • グラフ・チャート・図式・プロット

図の事前チェックが重要な理由は次のとおりです:

  • 学術誌が掲載するのは、研究者から投稿された論文のごく一部にすぎません。画像の信頼性を確保すれば、掲載される見込みが高まる可能性があります。

  • 悪意のないミスであっても、画像の信頼性に関する問題につながることがあります。研究によると、出版された生命科学論文全体の約25%に、不適切な画像の改変、重複、その他の信頼性に関する問題が含まれている可能性があり、その多くは意図しないものです。

  • 2009年から2016年に出版された推定35,000本の論文が、不備のある図のために出版後に撤回される可能性があります。

  • Proofig AIの高度なAI技術は、さまざまな形態の画像の改変、重複、画像盗用、AI生成の科学画像、グラフやチャートの再利用、その他の信頼性に関する問題を検出し、多大な損失を伴う撤回を避け、評判を守るのに役立ちます。
     

​ (1) Morten P. Oksvold, Incidence of Data Duplications in a Randomly Selected Pool of Life Science Publications, Science and Engineering Ethics volume 22, pages487–496, 2016.

 (2) Bik EM, et all., Analysis and correction of inappropriate image duplication: the Molecular and Cellular Biology         Experience. Mol Cell Bio. 38 (20), 2018.

科学画像における盗用と自己盗用の検出

はい。Proofig AIは、原稿のビジュアルを、業界屈指の規模を誇る画像盗用データベースであるPubMed Open Source Databaseの1億5,500万点を超える画像と照合する画像盗用検出ツールとして機能します。科学画像、グラフ、チャート、表、図式、プロットにわたって再利用を検出し、研究者や出版社が投稿前または出版前に既発表のビジュアルコンテンツを特定できるよう支援します。

 

はい。Proofig AIは、ご自身の過去の論文の画像が再利用されているケースを特定することで、自己盗用画像を検出できます。こうしたケースを明示することで、Proofig AIは倫理的な研究実践の遵守を支援し、自己盗用に関連して生じうる出版上の問題を回避できるようにします。

 

Proofig AIは、手作業によるチェックと比べて精度が高く、大幅な時間短縮につながります。出版される研究の信頼性の維持を支援することで、Proofig AIはJournal Citation Reportsにおける学術誌の評価の向上に間接的に貢献できます。私たちのAIは厳格な基準を一貫して適用し、人の目では見逃される可能性のある微細な改変を検出します。

論文掲載の成功に向けて​

Proofig AIは、高インパクト学術誌への投稿を目指す研究者が、投稿前に原稿のビジュアルをスクリーニングできるよう支援します。このプラットフォームは、重複、改変、画像盗用、AI生成の科学画像、グラフ・チャート・図式・プロットの再利用など、画像の信頼性に関する潜在的な問題を検出します。問題を早い段階で特定することで、Proofig AIは研究者が投稿に向けた準備を強化し、研究の信頼性と評判を守れるよう支援します。

Science Citation Index収録誌は、質が高く信頼できる研究を掲載することが期待されているため、画像の信頼性はきわめて重要です。Proofig AIは、出版前に改変、重複、画像盗用、AI生成の科学画像、グラフ・チャート・表・図式・プロットの再利用を検出することで、著者と編集者がこうした基準を維持できるよう支援します。

Proofig AIは、学術誌が掲載する論文の信頼性と質を確保することで、Journal Citation Reportsにおける学術誌のランキングと信頼性の向上に貢献します。出版前に画像の信頼性に関する問題を検出して未然に防ぐことで、Proofig AIは、学術誌の評判やインパクトファクターに悪影響を及ぼしうる撤回や訂正のリスクの低減を支援します。研究公正の高い水準を維持することは、科学コミュニティからの信頼と引用の増加につながり、Journal Citation Reportsにおける学術誌のランキングに好影響をもたらします。

Proofig AIの高度な機能

Proofig AIは生命科学分野の画像の信頼性に深いルーツを持っていますが、その技術は、研究分野を問わず、撮影された(コンピューターで生成されたものではない)科学画像の信頼性に関する問題を検出するよう設計されています。現在ではグラフ、チャート、図式、プロットにわたる信頼性のスクリーニングにも対応しており、コンピューターサイエンス、データサイエンス、工学、経済学など、視覚的な根拠が出版記録の中心となる、グラフやデータを多用する分野にも活用できます。

Proofig AIには、一部の正当な重複や冗長な重複を、レビュー対象として提示する前に識別し、不要なレビューの負担を減らすための仕組みがあります。ただし、システムが最終的な科学的判断を下すことはありません。意図的な重複、想定される重複、方法論上妥当な重複が結果に表示される場合もあり、Proofig AIは、指摘された内容を文脈の中で確認するための調査ツールを提供しています。どの検出結果を最終レポートに含めるかは、ユーザーが判断します。

Proofig AIは、AI画像生成の進歩を継続的に監視し、新たなリスクが現れるたびに検出モデルを更新しています。AI生成画像の検出は、モデルの更新と追加の再学習によって定期的に改善されており、新しいAI生成の科学画像の検出を強化すると同時に、正当な科学画像に対する偽陽性を減らすことに役立っています。

サブ画像とは、大きな図の中にある、単一の独立した視覚要素のことです。たとえば、顕微鏡画像1枚、ウェスタンブロットのバンド1列、グラフ1点、チャート1点、図式1点、プロット1点などが該当します。Proofig AIは、さまざまな種類の科学画像や、グラフ・データを多用する図の種類にわたって、原稿内の多様なビジュアルを解析できます。

出版の準備、研究費の申請、特許の出願、既発表論文のレビューのいずれにおいても、Proofig AIは、科学画像、グラフ、チャート、図式、プロットにわたって画像の信頼性を守るお手伝いをします。

Proofig AIの使い方は簡単です:

  1. Proofig AIアカウントにログインします。

  2. 原稿または画像(PDFまたは画像ファイル)をアップロードします。

  3. AIシステムが、原稿のビジュアルに信頼性に関する問題がないかを自動的に解析します。

  4. 結果と指摘された問題を確認します。

  5. ワンクリックで包括的なレポートを作成します。

プロセス全体は自動化されており、通常はわずか数分で完了します。各ステップで役立つわかりやすいガイドもプラットフォームに用意されています。

わずか数分です。Proofig AIの自動システムが原稿のビジュアルを数分で解析し、解析レポートを自動的に作成します。処理時間は、ファイルサイズ、サブ画像の数、有効にしたチェック項目によって異なる場合があります。

Proofig AIは、手動アップロードと自動アップロードの両方に対応しています。原稿を1件ずつ、または複数まとめてアップロードできるほか、REST APIなどの自動連携を通じて接続することもできます。各原稿は個別に解析され、それぞれのレポートが作成されます。原稿同士が比較されることはありません。

料金はサブ画像の数に基づいて設定されています。ボリュームディスカウントもご用意しているほか、ニーズに合った年間パッケージを購入することもできます。詳しくは料金ページをご覧いただくか、お問い合わせください。

多くの有力大学・研究機関が、出版前に原稿の信頼性を確保するためにProofig AIを導入しています。お客様ごとのニーズに合わせてカスタマイズできる料金パッケージをご用意しています。機関ライセンスについては、
直接お問い合わせください。

 

すべての検出結果には、Review Assistant(レビュー支援パネル)が付いています。このサイドパネルでは、何が検出されたのか、それが何を意味するのか、技術的な根拠はどの程度強いのか、問題が確認された場合にどの程度重大なのか、次に何ができるのかを説明します。根拠についての短い説明「What do I see?」もレポートに引き継がれるため、レポートを読む人は誰でもその文脈を把握できます。Review Assistantはご自身の判断を支援するものであり、何かが誤っていると判定するものではありません。

はい。Proofig AIのサインアップページで「Sign up with LabArchives」をクリックすると、LabArchivesアカウントですぐにアクセスできます。Proofig AIが適切なLabArchivesサーバーに接続できるよう地域を選択し、ノートブックを接続して、解析したいページを選択します。Proofig AIが画像を解析して疑いのある問題を強調表示し、検出結果の確認とレポートの作成ができます。

技術仕様

Proofig AIは、論文全体を1つのPDFまたはWord(.doc/.docx)ファイルとして解析できます。ファイルサイズは最大50MB、ページ数は200ページ未満、サブ画像は1原稿あたり最大750点です。画像はJPEG、PNG、TIFF形式でアップロードでき、Proofig AIが自動的にPDFに変換して解析します。

Proofig AIはChromeブラウザに対応しています。Firefox、Safari、IEには現在対応していません。
いいえ。PDFの画質は300DPIの解像度でチェックされます。
何も必要ありません。Proofig AIのシステムはオンラインで利用できます。どのコンピューターからでもログインして、画像をアップロードしたりレポートを閲覧したりできます。最終レポートを印刷したり、PDFとして保存したりすることもできます。

プライバシーとセキュリティ

いいえ。Proofig AIが、ユーザーがアップロードした原稿のデータをモデルの学習に使用することは一切ありません。私たちのシステムは、法的な制約の範囲内で、既発表の資料のみを用いて学習しています。ユーザーがアップロードしたデータは、意図しない盗用や自己盗用のコンテンツを含め、投稿された原稿の画像の信頼性に関する問題を検出するためだけに解析され、倫理基準の遵守に役立ちます。

すべての解析は、非公開の安全なサーバー上で行われます。原稿とレポートは完全に機密として扱われ、他の目的に使用されることはありません。データを保護するため、厳格なデータプライバシーとセキュリティのプロトコルを遵守しています。また、Proofig AIはSOC 2®監査を完了し、SOC 2報告書を取得しています。

Proofig AIのシステムでは、ログインとファイルのアップロードに非公開のサーバーを使用します。結果は機密かつ非公開でお受け取りいただけます。